驚愕の巨大リゾート「NASPAニューオータニ」
正直、全く期待していなかった。バブル期にリゾートマンションが乱立し、その後の暴落。温泉町の風情が薄れたその町に余り良い印象はなかった。駅に降り立っても、タクシーは一台だけ。行き先を告げても、何も応えないドライバー。暗闇の中をおし黙って走る。急なカーブを回ると、丘の上に巨大な建物の明かりが見えてくる。越後湯沢から車で数分、オーナー棟も含めた3棟からなる、<NASPAニューオータニ>だ。
タクシーを降りようとすると、「ありがとうございます」と、意外にも愛想の良いドライバー。あれ、誤解だったかな。ベルも駆け寄ってくる。エントランスはいかにもの、リゾートホテルの造り。“歓迎○○ツアーご一行様”の看板が目立つ。チェックインは(見た目は地元の不良だけど)丁寧な応対のフロントの男の子が担当。彼がそのまま部屋まで案内してくれる。部屋はタワー棟の23階。途中の通路では浴衣姿の団体客がふらふらと歩き回る。う~ん、予想していた通り。ところが、部屋に入ると、イメージが逆転。シンプルながら余裕の室内。デラックスツイン74㎡。
リビングルームには電磁調理器、水場、持込み可の空の冷蔵庫、入口横の大きなクローゼットはスキー用。洗面ボウルは二つ。ウォークスルークローゼット。シャワールームは独立し、上正面左右からのマッサージシャワー。完全な長期滞在型のリゾート仕様。こりゃぁ良いかも。プールに出かけると、これまた本格的なラッププール。スイミングキャップ着用。ジャグジー、ミストサウナ付き。ガラスの壁の向こうに見えるジム設備もなかなか。これは“あり”かも。
「なかなか良いねぇ、余り期待してなかった分、得したって感じ♪」妻もすっかりリラックスモード。続いて温泉大浴場。これまたでかい。子供連れの家族が多く、走り回る子供達に圧倒されるのもの、ジャグジー、サウナ、寝湯、露天風呂、マッサージシャワーなど、落とし気味の照明の中で入る広~い浴場は悪くない。「大勢で楽しむには良いホテルじゃない?今度皆で来ようか」そうだねぇ、ゲレンデも目の前だし。浴衣姿で自販機のビール買いに行けるし、お気楽だよね。
翌日の朝食は<大宴会場>。行ってびっくり。体育館クラスの巨大宴会場で、ビュフェ!400人を軽く超える人が会場を蠢く。すっごぉい!この人たちが一斉にお風呂に入ってこなくて良かったぁ。プールがあんなに空いていたのは、奇跡だねぇ。しかし、そこはさすがにニューオータニ系列。食事もきちんと丁寧な作りで美味しい。・・・スモール&ラグジュアリーの対極、“ラージ&カジュアル”のお気楽リゾートもまた良し。
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